• 【PY】熱分解装置の加熱炉のみまたはコントローラーのみを購入できますか?

    加熱炉とコントローラーを一対として販売しており、単体販売はしていません。

  • 【PY】試料サンプラーを取り外す時にパイロライザー内に空気が混入すると思いますが、その影響はないのでしょうか?

    分析への影響はありません。GCのセプタムパージと同様に、パイロライザーの試料サンプラーは常時数mL/minのキャリヤーガスをパージする機構を採用しておりますので、試料サンプラーの取り外しにより混入した空気は、短時間でパージされます。キャリヤーガスの総流量が、50 mL/minの場合には試料サンプラーの取り付け後、約2分間で、混入した空気はほぼ完全にパージされます。

  • 【PY】シングルショットGC分析法とはどのような分析法ですか?

    熱分解装置に設置した試料を、高温に設定した熱分解加熱炉に重力による自由落下で導入して、試料を瞬間熱分解します。それにより生成した分解ガスをGC分離カラムに導入して、分離分析を行う手法です。この手法は、一般的に瞬間熱分解分析法と言われています。

  • 【PY】発生ガス分析(EGA)法とはどのような分析法ですか?

    熱分解装置の出口とGC検出器間を、300 ℃程度に加熱したGCオーブン内に不活性化金属チューブ(Ultra ALLOY、内径0.15 mm id、長さ2.5 m)で直結し、試料の連続昇温加熱により刻々に発生する成分をリアルタイムで検出する簡易熱分析法です。この測定によって得られるサーモグラムから、試料中の添加剤や各種揮発性成分の情報やポリマーの熱分解開始・終了温度等の豊富な知見が得られます。

  • 【PY】ダブルショットGC分析法とはどのような分析法ですか?

    一つの高分子材料に含まれている揮発性成分とポリマー成分を、別々に連続して分析する手法です。実際には、最初に試料中の揮発性成分を比較的低温で熱脱着法によりGC分析し、引き続いて残渣の基質ポリマーを自由落下方式の瞬間熱分解GC法で分析します。

  • 【PY】ハートカットEGA-GC分析法とはどのような分析法ですか?

    発生ガス分析(EGA)法により得られたサーモグラム中の、任意の温度画分で発生するガスを分離カラムに導入し、分離分析を行う手法です。これは複雑な複合材料の分析に有効です。

  • 【PY】フッ素系ポリマーを熱分解すると、フッ化水素(HF)が発生して分離カラムに悪影響を与える可能性はありますか?

    ポリマー(0.2 mg程度)の熱分解で発生するHFは微量であるために、弊社の経験によりますと、分離カラムの性能へは殆ど影響ありません。もしHFガスを分離カラムへ導入されたくない場合は、水酸化カリウム(KOH)の10 %水溶液に石英ウールを浸漬・乾燥後、GC注入口のガラスインサートの下部(分離カラムの直前)に充填する方法があります。この方法により、発生したHFを中和させることができます。ただし、各種の酸化合物は分析対象とすることはできませんので、ご注意願います。

  • 【PY】手動分析の場合、試料カップは、どのようにして熱分解炉から取り出すのですか?

    エコスティックSFを使用している場合には、サンプラーを外して、標準付属の専用引き上げ具(エコピックアップ)を使用します。エコスティックDFを使用している場合は、サンプラーを外して、その取付け部から見える柄の先端を、ピンセット等を使って引き上げ回収します。

  • 【PY】分析終了後すぐに温度制御装置の電源を切っても問題ありませんか?

    温度コントローラの電源を切ると熱分解管上部の試料カップ待機位置を冷却する空冷ファンが停止します。この時、熱分解炉の温度が高温(500 ºC以上)であると熱分解炉からの熱伝導や放射熱でサンプラー取り付け部の温度が高くなりますので、温度コントローラの電源は、熱分解炉の温度が300 ºC以下になってから切ることをお勧めします。300 ℃程度までは比較的短時間で温度が下がります。

  • 【PY】石英熱分解管のクリーニングはどのように行うのですか?

    石英熱分解管は、パイロライザーから取り外してからクリーニングを行います。ポリマー残渣やタール成分による汚れは、空気中でバーナー炎により赤熱しながら、あるいは500 ºC以上の電気炉で加熱除去します。無機物による汚れは、酸洗浄などにより除去できる場合もありますが、その後、石英管を赤熱処理するか新しい石英熱分解管をご使用下さい。

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