キャリヤーガス切換え装置 (CGS-2050E/1050Ex)

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各種反応ガス雰囲気において生成するガスの分析に有効
熱分解分析では、一般にHeなどの不活性ガスがキャリヤーガスとして用いられていますが、空気を用いたときの熱分解生成ガスを分析することがあります。
本装置は、Heガスと空気などのキャリヤーガスを常時接続することで、それらガスの相互切換えを可能にしました。
新モデル(CGS-2050E)は、従来モデル(CGS-1050Ex)の基本性能を踏襲しつつ、さらに操作性を向上させました。
※従来モデル(CGS-1050Ex)は2025年12月31日をもって販売を終了いたします。
特長
仕様
1. 化学反応試験や熱酸化試験に有効
任意のキャリヤーガスと加熱条件下における化学反応試験や酸素雰囲気下における熱酸化試験を行うことができます。さらに、発生ガス分析において選択的試料導入装置を用いることにより、各種キャリヤーガスを用いた任意加熱温度区間の発生ガスを、GCカラムへ選択的に導入し、分離分析を効果的に行うことができます。
2. 瞬時のキャリヤーガスの切り換えが可能
最小の死空間(0.5 mL以下)の流路構成により、瞬時にキャリヤーガスの切り換えができます。
3. 自動制御が可能
マルチショット・パイロライザー (EGA / PY-3030D)やオートショット・サンプラー、マイクロジェット・クライオトラップ、選択的試料導入装置と連動して動作させることができます。
仕様可能なキャリアーガス
He, N2, Air, O2等のうち2種類を選択(1つはHeやN2などの不活性ガスを選択)
キャリヤーガスの切換え
電磁弁による流路切換え、MANUALモード:手動による切換え
AUTOモード:マルチショット・パイロライザーソフトウェアでの自動制御
所要電源
100~240 VAC、40VA(ワイド電源対応)
適用GC機種
Agilent 8890 / 8860GC、PerkinElmer Clarus 690、SCION 456、
Shimadzu GC-2030 / 2010、Thermo Fisher TRACE 1610 / 1600 / 1310 / 1300 GC
上記以外の装置に関しては、弊社販売代理店もしくは弊社までお問い合わせください。
